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忍たま&落乱中心に、二次元の腐った日記や駄文、駄絵を投下します(1年は組の保健委員総受け) 後ろにご注意ください!
プロフィール
HN:
なるちょ
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1985/08/20
趣味:
☆つべ・HP巡り☆文・絵作成☆妄想
自己紹介:
漫画・ゲーム・声優大好き!
最近は忍たま&落乱にドップリハマってます(´q`)
とりあえず、なんでも邪な目で妄想します★
基本主人公受け大好物vv
(例外有り)
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[05/09 なるちょ]
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「乱太郎、あーん」
伊作に言われつい口を開けてしまった。中に入ってきたのは甘いもの。
「なんですか?これ」
「金平糖だよ」
「甘いですね」
そんな伊作と同じようにそこにきたのは仙蔵。
「乱太郎」
「なんですか?立花先輩」
「伊作がお菓子なら、私はこれをやろう」
仙蔵が暮れたのは綺麗な花の冠。
「綺麗ですね」
「やっぱり似合うな」
蒲公英の黄色は乱太郎によく似合う。仙蔵は満足そうに笑う。
「可愛いな」
「はい!蒲公英可愛いですね!」
「いや、お前が可愛い」
仙蔵の言葉に乱太郎は頬を染めた。
「乱太郎」
「中在家先輩」
次にきたのは長次。
「渡しておく」
渡されたのは、ずっと探していた本。
「これ!」
「お前、ずっと探していただろう?」
図書室にもなくて、半ば諦めていた本だった。
「ありがとうございます!」
嬉しそうに笑う乱太郎に長次は頭を撫でた。
「おう、皆揃ってるな」
次にきたのは留三郎。手には小さな箱。それを乱太郎の手に乗せる。乱太郎は不思議そうに首を傾げる。
「絡繰りの箱だ。皆と遊ぶには丁度いいと思ってな」
「食満先輩、ありがとうございます」
「おう。また、用具委員会に遊びにこいよ」
「はい!」
 留三郎も乱太郎につられて笑った。
「なんだ、ここにいたのか」
次にきたのは、文次郎。
「おまえら何してんだ?」
「乱太郎に癒されてるに決まってるでしょ?」
「そういうことだな」
長次が無言で頷き、留三郎は苦笑した。
「おまえら、いい加減にしとかないと」
文次郎が何か言おうとしたとき、障子がバンっと開いた。そこにいたのは小平太。見るかぎりボロボロだった。
「おかえり、小平太」
にこやかに笑ったのは伊作。
「なんだボロボロだな」
小平太は身体を震えさせていた。もちろん、怒りでだ。
「おまえら!何度もいってるだろう。乱太郎はオレのもんだ!」
そう六年生に溺愛されている乱太郎。実は小平太の可愛い可愛い恋人。だが、同級生達は隙あらば乱太郎を取ろうとする。今日も、落とし穴からトラップまでありとあらゆるものが仕掛けてあった。ちなみにそれは伊作と仙蔵。
 長次はたまたま本を見つけてきただけ。留三郎は、面白そうだったから絡繰り箱をあげただけ。文次郎と伊作と仙蔵を止めにきただけだ。
「乱太郎、こい!」
乱太郎の返事を聞くことなく、二人は消えた。
「あーあ、いっちゃった」
「残念」
「伊作、仙蔵。いい加減にしとおけよ?」
 文次郎の言葉に二人は。
「だって、諦めきれないんだよ」
「私もだ」
「…まあ、可愛いのはわかるけどな」
乱太郎は人気者だから、誰にでも可愛がられる。それはここにいるだれもがそうだ。
「絶対に諦めないよ」
伊作の言葉に仙蔵は頷き、長次、留三郎、文次郎は呆れた。
「小平太さん」
無言で乱太郎をどこかへ連れていく小平太。
「小平太さん」
乱太郎が何度か読んでやっと止まる。そして、小平太が振り向いたと同時に乱太郎は抱き締められる。
「小平太さん、苦しいですよ」
「お前はオレのだ」
「はい」
「でも、全部を束縛してしまったらお前はお前じゃなくなってしまうんだ。だから閉じ込めるなんてできない」
本当なら、自分以外を見ないでほしい。笑いかけないでほしい。そう思っている。けれど、それは乱太郎を殺してしまう事と同じ。乱太郎は人が大好きだから。ギュと乱太郎を抱きしめる小平太に乱太郎は。
「小平太さん」
乱太郎の声に小平太が顔をあげると目の前に乱太郎の顔があった。そして、送られるキス。そして、大好きな乱太郎の笑顔がそこにあった。
「私の一番はあなたですよ。小平太さん。だから、私の側にずーといてください。離れようとしても私が離さないんですからね!」
「誰が離すか」
「じゃあ、死ぬときまでずっと一緒ですよ?」
「ああ」
乱太郎は小平太の首に手を回す。小平太も乱太郎をまた抱き締めた。
「だーいすき!小平太さん」
「ああ、オレもだ。乱太郎」

 二人でそう誓う。

 どんなときが来ても離れない。

 それが二人の永遠の約束。





とーすい様

ぎゃーーーーーっ!!!( *´艸`)こへ乱!こへ乱!
萌えすぎます~(>□<)思わず読みながら転げまわりましたww
とーすいさんの小説最高です!もぉメッチャ大好きですvvv
こへが子どもっぽくやきもち妬いてる姿がたまらないですし、6年生に可愛がられている乱太郎に激萌えしました(´д`)

この度はリンク&リクエスト小説をいただき、本当にありがとうございました。

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